自重トレーニングだけで2年間
筋トレといえば重り
筋トレと言われてパッと思いつくトレーニングメニューはなんですか?
私はベンチプレスです。
多くの方は名称がわからなくともバーベルやダンベルを使ったトレーニングを思い浮かべると思います。
私が運動が趣味でたまにジムに行く話を初めて聞いた人は大抵「(バーベル)何キロ持てるの?」と聞いてきます。
普段運動する習慣がない人からすると筋トレとは何かしらの器具を使用して行うものと認知されている印象です。
あるいは筋肉を大きくするには器具を使わないといけない、或いは非常に効率が悪いと思われているのではないでしょうか。
筋トレとは
そもそも筋トレとはなんなのか。
ただただ筋肉を肥大化させることが筋トレなのでしょうか。
自重トレーニングばかり行う私の考えと高重量に耐えうる大きな筋肉のために荷重トレーニングを行う人の考えはおそらく異なるものでしょう。
人によって趣味趣向が異なるように理想の肉体の好みは違います。
私がこのブログを書こうと思ったきっかけも、自分のトレーニングに関する考えが、同じくジムでトレーニングをしている人と大きくずれていることに気がついたことに関係します。
検索エンジンで「筋トレ」と検索すれば、沢山のトレーニングメニューがヒットし、何回行えば良いか、頻度、食事、サプリ等どれも似たり寄ったりなサイトが出てきます。
私の理想は少数派のようでワードを絞れなければ関連の情報サイトにたどり着けません。
自分と似た理想を持つ方々と情報を共有できるように少しずつブログを大きくしていこうと考えています。
理想はスパイダーマン
筋トレとは筋力トレーニング、筋肉トレーニングの略称です。
つまりは筋肉に負荷をかけ破壊し、修復され強化されればそれは筋トレになると考えます。
腕立て伏せやスクワットはもちろん、筋肉界隈で嫌われがちなランニングだって筋トレです。
いわゆる遅筋に負荷をかけて持久力を高め、より速く長く走れるようになることは立派な筋肉トレーニングの効果だといえます。
筋肉を大きくすることではなく、ジャンル問わずに筋肉の性能を高めることが筋トレであり、日常生活で身体がより軽くなるトレーニングが私の理想です。
自重トレーニング
私が自重でトレーニングを行うのは、自分の理想に沿うと荷重よりも効率が良いからです。
自重トレーニングは筋肉の一箇所に集中して行うのではなく、全身の筋肉を同時に稼働します。
全身稼働するということは筋肉の一部が極端に肥大化したりはせず、均一に、バランスよくパワーアップします。
自重だけだと筋肉に強い負荷がかからず、筋力を高めるにも不効率だと思われるかもしれませんが人って結構重たいものです。
ここで質問です。
あなたは駅で電車を待っている時、または集会で偉い人の話を聞いているときに30分たっていられますか?
簡単だと思われる方も多いでしょう。
しかしその間はまっすぐ直立しなければならず体をずらして重心移動してはいけないと条件づけた時、できる人はほとんどいないでしょう。
人は普段立っている時に片足に重心を預けてもう片方の足に負荷がかからないようにしています。
辛くなったら重心をずらして足にかかる負荷を変えることでなるべく疲れないようにしています。
直立して左右の足に均等の負荷をかかるようにすると休憩を挟むことができずに疲れが溜まってしまうわけです。
足ですら満足に体重を支えられていないのです。
足よりも筋力の劣る腕ならなおさら耐えられないでしょう。
私はまずここを覆したい。
皆様が考えている以上に自重トレーニングは高負荷だと。
自分の体重くらい軽々と扱えてそれから自分の体重以上のものに挑戦したい。
自分の体重に適応し、身体を自由に稼働させるようになるという明快な目標のため私は自重トレーニングを推します。
走ると筋肉が落ちる?
走ると筋肉が落ちると言われますが私はすごく走ります。
前述した通り、より速く遠く走れるようになることも筋トレだと考えているからです。
私は筋肉が大きくなろうがならまいが気にしていませんが、何もやらない時と比較すると筋肉は大きくなりました。
上司同僚後輩等々職場の人に「鍛えてる?」と聞かれる程です。
プロのボディビルのような肉体を目指す人でない限り、みるみるうちに筋肉が落ちていくような感覚にはならないかと思います。
エネルギー吸収やら速筋やら遅筋やら様々な因果が絡みますが、筋肉が削ぎ落とされるようになるまで走れるようになれば、もはやランナーの肉体です。
1日10kmを走ったってそこまでいけません。
トレーニングのたびに爆走する私の経験上、そんな簡単に筋肉は落ちません。
大丈夫です。
足はどう鍛える
ここまで走ることを推すのはもちろん理由があります。
シンプルに足の筋肉が綺麗につくのです。
取ってつけたような筋肉ではなく、人間本来の健康的な筋肉です。
プロサッカー選手のドリブルを素人でも上手く見えるのは、その動きが人体の構造で最も理にかなった動きであるからで、それと同様に走行という人体の構造上自然な動きに特化した筋肉はとても美しい。
筋肉だけではなく関節部も稼働させるため、俗にいう脚部のくびれ(足首)ができます。
終わりに
2年ほど自重トレーニングを取り組んできましたが確実に理想に近づいています。
当初できなかった自重トレーニングメニューもどんどんできるようになり、それに伴って外見もたくましくなったと思います。
私の理想への近道が自重トレーニングだったため自重トレーニングを選んだだけで、これを読んでいるあなたに取っての理想は異なるかもしれません。
本来は同じ筋トレですしジャンル分けするのも変ですが、これから自重トレーニングの魅力を発信していければと思いますので、よろしくお願いします。