身体機能と内臓をハックする食事【筋トレ】
こんにちは、自重トレーニング筋肉マンです。
久々に記事を書くネタを模索していましたが、面白い本の存在を思い出しました。
当然ですが「あなたが筋トレを始めたきっかけ」はなんでしたか?
想像の限り述べていくと、
- 細マッチョになりたい
- ゴリマッチョになりたい
- 健康促進
- 美容
- 生活習慣改善
こんなところでしょうか。
私は学生時ぶりに全力疾走した際に、思うように動かない身体と弱体化した体の節々にショックを受けて筋トレを始めたのが約2年前です。
当然ですがどんなきっかけも自身の肉体改造に必要性を感じて起きるわけです。
総じて現状の身体よりも筋力の増強、体脂肪の改善により肉体を引き締めることを目的としています。
今回は筋トレとダイエット、双方に関する勘違いについての記事です。
その1:食べなければ痩せる
食事をしなければどんどん痩せることができる。
これは外部から栄養を取り入れる我々動物の摂理であり至極当然であります。しかし誤りでもあります。
確かに摂取するカロリーを減らせばみるみるうちに痩せていくでしょう。
しかしある一定まで行くと必ず止まります。
身体が飢餓の危機を察知し代謝を下げることでエネルギーを蓄えようとするからです。
つまりは太りやすい体質となってしまい、少量の食事をとるだけで身体の脂肪として貯蓄されるのです。
ダイエットに成功した人がリバウンドしてスタート時よりも太ってしまったなんて話を昔のテレビでやっていましたが、無理な食事制限が原因なのではと考えます。
一時的に体重を落とすために太りやすい体になるなんて本末転倒ですよね。
脂肪を落としたいのなら適正な食事をとる、これが近道であり正解です。
その2:脂肪は摂らないようがいい
このブログにたどり着いた人は少なからず脂肪を落としたいと考えているはずです。
脂肪を落としたいのに脂肪を食べるなんて言語道断、脂肪はカロリーの塊、なら脂肪も極力摂らない方がいいと考えてはいませんか?
これは大変な間違いです。
その1でも述べましたが、摂取しなければ痩せるという考え方は捨てましょう。
脂肪は人体を構成する重要な要素であり内臓機能を働かせるためのエネルギー源です。
適度に摂取しなければ内臓機能は低下し、運動パフォーマンスにも影響を及ぼすでしょう。
しかし闇雲に脂肪を取ればいいというわけではなく、オメガ3を含むようなヘルシーな脂質である必要があります。
完全無欠のダイエット
ご存知の通り食事は健康管理の基本であることは間違いありません。
細くなりたい、脂肪を落としたい気持ちが先走り、摂らなければならない食事(栄養)を減らしていてはダメです。
減らすのではなく改善する。
食べることを我慢する必要はないのです。
気をつけることは何を口にして、かつ継続的に身体を動かす事。
最近ネット動画の広告で「通常のプロテインの38倍のタンパク質を含有!みるみるうちに身体がバキバキに!」が謳い文句でおなじみの5分くらいの長い広告を目にします。
タンパク質やアミノ酸を摂取すれば胸板が厚くなり腰回りが引き締まるわけがありません。
数百円で楽して理想的になれるほど肉体改造が簡単ではないことは身を持って知っているはずです。
肉体改造を始める方にはこの一冊を読んでほしい。
「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」
もともと生活習慣病だった著者が栄養化学を駆使し自身の体を献体に、健康で健全な肉体づくりを研究した実体験が詰め込まれた一冊です。
食事や栄養について興味を持ったのならあっという間に読破してしまうでしょう。
本の内容は研究結果や実体験を根拠にしているものの突飛なものや、財がなければ再現不可能なものもありますが、それでもあなたの食事に対する見識を広めることでしょう。
食に対する先入観が強ければ強いほど面白く読めると思います。
私は筋トレを始めたての頃にパッケージ買いしてしまいましたが、今でもたまに読み返しています。
エネルギー燃焼機能を焚きつけるだけでなく、身体の機能を万全にするヘルシーな脂肪についても詳しく載っています。
運動と同じくらい食事は大切です。
肉体改造を謳うのならせっかくなので外面だけでなく内臓も鍛えてみましょう。